≪≪自律神経失調症の具体的な症状≫≫
冷え性・心臓バクバク・ノドのつまり感・軽度の嚥下困難・ノドの違和感・生理不順・生理痛・不妊症・
手足のシビレ・体全体のシビレ・不安感・恐怖感・集中できない・忘れっぽい・イライラしやすい・
物忘れ・不眠症・食欲不振・めまい・耳鳴り・他
自律神経失調症には、さまざまな症状が出ます。
その特異な症状をお伝えします。
■冷え性
冷え性も自律神経失調症の症状のひとつと言ってもいいでしょうね。
多くの人は冷え性が自律神経失調症とは思っていません。
しかし、血管の拡張や収縮など、血液の流れに関係するものは自律神経が調節しています。
そのため自律神経失調症の方は、冷え性になりやすいし、冷え性の人は自律神経失調症に
なりやすいのです。
=対策=
対策はもちろん、カラダを冷やさないことですね。
冷え性の方は、自分で熱が生めない状態になっています。カラダが弱くなるからといって、
カラダを暖めない方がいますが、コレは止めた方がいいですね。
まずはカラダを暖めて、自分で熱が生めるようになったら、少しずつ慣らしていくのがいいでしょう。
特に手足・おなか・背中はよく温めてください。
■心臓系の症状
例えば心臓が急にバクバクしたり、脈拍が飛んだり(一回分、脈拍がなくなる)する時があります。
これも自律神経失調症では良くあることです。
精神的ストレスや、温度湿度のストレス、また体の構造的ユガミのストレスからでも、
心臓に負担がかかる時が多く、胸がザワザワするような感じがする時もあります。
このような時は、何もしなくても、ものすごく疲労感があります。
原因はストレスが一番多いでしょう。多大なストレスが、長期間にわたって感じると、
心労という形で心臓の症状が出る人も多くいます。
また、潮の満ち干きに関係し、新月や満月の時などに症状がひどくなるという報告もあります。
=対策=
一番の対策は、ストレスを感じないようにストレスから逃げることです。
逃げることは悪いことではないんですよ。
一度ストレスを受けないような状況に自分をおいて、ココロとカラダの回復を待ちましょう。
カラダの内側の力がついてきたらストレスに勝てるようになりますので、
それまで少し逃げていましょうよ。それといたずらに不安がるのも良くありません。
心臓は簡単には止まりません。大丈夫ですから安心してゆっくり休むことです。
「狭心症など心臓の病気が隠れている場合があります。
一応、専門医で検査することをおすすめします。」
■食欲不振・胸焼け・吐き気・便秘・下痢
自律神経失調症は消化器系に症状がでる場合も多くあります。
消化器系の臓器(食道・胃・小腸・大腸)は、全て副交感神経の支配によって働くと思ってもいいでしょう。
自律神経失調症は、副交感神経の働きが低下する方が多いので、
胃や腸などの臓器の働きが低下してきます。
そのために、食べたものが消化しきれず、胸に上がってくるような胸焼けや
膨満感(ぼうまんかん・胃が膨れている感覚)などを感じるようになります。
逆に胃酸が出すぎて胸焼けを感じるときもあります。
これも自律神経が狂い始めている証拠です。
ひどい時には食欲不振で、食べ物が口に入らないようになります。
胃潰瘍なども自律神経失調症の症状と思ってくださってもいいと思います。
胃潰瘍の方は、だいたい多くのストレスや仕事などを抱えている方が多いです。
ココロとカラダに少し休憩が必要なようですね。
=対策=
基本的には、お腹がすくまで食べないほうがいいですよ。
内臓を休めないといけないからです。食事の時間だからといって、無理やり食べない方がいいですよ。
食べられるようになっても、食事はゆっくりよく噛んで食べ、少量ずつ、消化の良いものを食べることです。
■息切れ・息苦しく感じる
これも自律神経失調症の典型的な症状です。いくつかの要因があります。
まず、呼吸筋の緊張により、肺を包む胸郭が膨らみづらくなっている可能性があります。
他にも胃が上がるような状態になっている方もいます。
胃は横隔膜の下にあり、胃の上部が緊張して上に上がることによって横隔膜が上に押し上げられます。
横隔膜は下に下がることにより、息を吸うことができます。
ですから胃が上がると横隔膜が下に下がりにくくなると息がすいづらくなります。
これは胃下垂の方もなったりします。
胃下垂の方は胃の下の部分が下がり、胃の上の部分は、上に上がる場合もあります。
それと、ストレスから息を吸うことばかりに意識がいって、息を吐いてない方も多いです。
ホントです。笑
自律神経失調症ですと、何もしていないのに息苦しい・最近ちょっとしたことで息が切れる
などの症状が多くなります。
息が切れるのは年のせいばかりではありませんよ。笑
自律神経失調症でもなるのです。
=対策=
対策は、姿勢と腹式呼吸を覚えることです。腹式呼吸とは、おなかで息を吸うことです。
コツは、肩を下げた状態で呼吸をしてみてください。
■
光がまぶしく感じる
まぶしく感じるのは、瞳孔の調節がうまくいっていないからです。
瞳孔は、目の中に光をどれくらい入れるかを自律神経が調節しているのですが、
その機能が低下して、瞳孔が開きっぱなしになってしまうのです。
そのため、目に光が多く入り、まぶしく感じるのです。
基本的にはストレスが多くて、副腎のホルモンが使われすぎて、副腎のホルモンの貯蔵
がなくなってくると瞳孔調整がうまく行かなくなることが多いのです。
(ストレスが多いと、ストレスに抵抗するため、副腎ホルモンがたくさん使われます。
すると副腎ホルモンがなくなってしまうのです)
=
対策=
とにかく「がんばらない」ことです。がんばることで副腎のホルモンをたくさん使ってしまいます。
それとまぶしく感じるままにしておくと、目に入る光の量が多く、脳に光の刺激が行き過ぎてしまいます。
すると、ますます自律神経失調症になりやすくなってしまいます。
まぶしく感じるときは瞳孔が開いています。目に入る光の量を抑えるためにまぶしい時は
サングラスをしましょう。
それとカリウムとナトリウムのバランスが崩れている時が
多いです(カリウムが多くてナトリウムが少ない状態)。
高血圧でない方は、いつもより塩分を多めに取ってみてください。
多少効果があると思います。ただし、塩分の取りすぎはよくありません。
1週間ぐらいにしてください。
■目の乾き・ドライアイ
目の乾きなども自律神経失調症が原因でなります。
涙は悲しい時ばかりに出るのではなく、目が乾かないように、いつも少量の涙が出て
目の表面をおおっています。
しかし涙を出すのは副交感神経の支配なので、自律神経失調症になり副交感神経の
機能が低下すると、涙が出にくくなったりもします。
それとは逆に、いきなり意味もなく涙が出る場合もあります。
これは自律神経が低下した反動で、いきなり副交感神経が働き始めるという反動作用です。
自律神経が何とか自分で調整しようとしているのです。
ちなみに目の表面をおおっている涙と、ボロボロとこぼれ落ちる涙とは成分が違うんですよ。
目の表面をおおっている涙は、バクテリア殺して目をばい菌から守るための酵素の
リゾチームが含まれています。
しかしボロボロと流れ落ちる涙には、ストレスで生じた体内の有毒物質(コルチゾール)が
含まれています。
これはストレスを受けたことにより、体内に有毒物質が発生したため、
それを体外に排出しようとする働きなのですね。
つまりストレスがあっても、泣くことにより体外に有毒物質を出せるのです。
泣くとなんとなくスッキリするのはこのためなんです。
つらい時、悲しい時はガマンしないでたくさん泣いてもいいのです。もちろん男性だって。
そうすることにより、ストレスを軽減できるのです。
=
対策=
ドライアイの対策は、首をゆっくり大きくたくさん回すことです。
首が硬いとドライアイになりやすいのです。
それ以外にも、ストレスが多いとドライアイになりやすいので、たくさん泣いてストレスで
生じた有毒物質を涙で体外に洗い流してしまいましょう。
■ノドのつまり・飲み込みづらい(軽度の嚥下困難)・ノドの違和感
これも自律神経失調症に多い症状です。飲み込む行為は、半分は自律神経が行います。
そのため、自律神経失調症になると飲み込みにくくなったり、ノドに違和感を感じたりします。
ヒステリー球といわれるノドに違和を感じる症状も自律神経失調症の一つと考えられます。
さらにひどくなると、唾液が出にくくなり、口の渇きなどを感じるようになります。
これは唾液を出す行為が副交感神経の働きだからです。
自律神経失調症になり、副交感神経の働きが低下すると、唾液の分泌能力までもが
低下する恐れがあります。
■
不妊症・生理痛・生理不順など
婦人科系の臓器に関する症状(不妊症。生理痛・生理不順)なども
自律神経失調症で起こりやすくなります。
なぜなら自律神経が女性ホルモンを調節しているからです。
自律神経が乱れると、女性ホルモンが乱れやすくなるんですね。
すると、ホルモンの影響を受けやすい卵巣や子宮は、機能低下や機能亢進(働きすぎ)を
起してしまいます。
すると月経周期が不安定になったり、無排卵などにもなりやすくもなります。
ちなみに受精卵が着床する子宮内膜も、女性ホルモンの一つ、
黄体ホルモンというホルモンが作用して作られるのです。
子宮内膜は受精卵のベッドなんです。
子宮内膜がちゃんと出来てないと受精卵が子宮で留まれません。
受精卵の元の卵子も卵胞ホルモンで作られるので、女性ホルモンのバランスが崩れると
排卵もなくなる可能性があります。すると当然妊娠はしにくくなってしまうのですね。
基本的には、ホルモンは全て自律神経で調節されているといっても過言ではありません。
婦人科系の症状は、基本的には手足やお腹を冷やすと悪化します。
対策として、手足やおなかを冷やさないようにしましょう。
■手足のシビレや体全体のシビレ
しびれも自律神経失調症の症状でなる場合があります。
自律神経失調症のシビレは運動器(関節や筋肉)的な障害ではなく、
自律神経失調症になることにより血液の流れが悪くなり、神経が酸欠になっている状態です。
神経は酸欠を起すとシビレを感じるのです。
運動器的なシビレは片足・片手といった体の片方がシビレる場合が多いです。
自律神経失調症のしびれは運動器的なシビレとの違い、カラダ全体がシビレたり、
両手がシビレるようなことが多いです。
■
感情の不安定や集中力の欠如
恐怖心・不安感、怒りっい・イライラ・気分の落ち込み・集中力がなくなる。
このような状態も自律神経失調症ではよくあることです。
自律神経失調症では精神が不安定になりやすく、上記のような症状も出てきます。
物忘れがひどくなったり、仕事などでもうっかりミスが多くなります。
■不眠症
自律神経失調症には不眠症も多い症状です。
副交感神経の機能が低下するため、眠ることが困難になります。
また昼夜逆転といって、昼に眠たくなり夜は目がさえるようなことも起きます。
自律神経失調症の症状